2015年7月18日土曜日

サーバー再構築ログ - 03_Tips on ESXi その1

私的にへぇーなお話。

・ESXiはBIOSの時刻を自動で修正する?
ESXiでNTPサービスを起動したときの話。

ESXi の時刻はBIOSで設定された時刻をUTCと認識しているそうです。
そしてUTCと認識されたBIOS時刻をもとに自動で日本時間に修正しようとします。
因みに日本の時刻(JST)はUTC+9時間になります。

ここで問題になるのがBIOS時刻がすでにJSTの場合。
つまり、

BIOS時刻JST(UTC+9時間)+9時間=ESXi時刻

となりESXi時刻はUTC+18時間となってしまう。
そこで、ネットで検索すると良く出る解決策がBIOS時刻をUTCにするというものでした。
私も先達に従おうとBIOSを開きました。
そしたらば、

既にUTCで動いてました!

もちろん私の記憶ではJSTに設定しておりましたし、
昨日電池を交換した際に見た時刻もJSTでした。

ということは、ESXiが間違いに気づきBIOS時刻を修正したんでしょう、きっと。
お利口ですね。


・データストアブラウザでファイル/フォルダの削除の仕方
vSphere Clientのデータストアブラウザの話。

そんなのは右クリックでディスクから削除を選択すれば、もしくは上にある×ボタンで削除できるじゃないかと思っていました。
そして実行しました。
その操作は、現在の状態では実行できません。
となり削除ができない!
ネットを見ても同じ問題は出ていない。。。

まさかESXi6.0ではデフォルトで削除を許可してないのか?
無償ライセンスではサポートされてないのか?

などと考えてしまいました。
まぁ、色々いじっているうちに解決はしました。
要は、

メンテナンスモードではファイル/フォルダの削除はできない

といことでした。
ネットに同じ悩みが出ていないということは、これは常識なんでしょうか?

2015年7月16日木曜日

サーバー再構築ログ - 02_ESXi-Customizer

VMwareからダウンロードしたままのインストールメディアはコンシューマ機器にあまり寛大ではないようだ。

P8H77-M PROの以下のデバイスのドライバーが無く、正常に認識されなかった。

LAN: Realtec RTL8111F
SATA: Marvell 88SE9172 PCIid_1b4b:9172

上記の2デバイスの為に有志のドライバーを利用させていただいた。
参考サイト
Flare Vanish - プロのマネごとプロマネ!
the V-Front Online Depot!

結果は、net55-r8168-8.039.01-napi.x86_64.vibでRTL8111Fは正常に認識された。
しかし、sata-xahci-1.32-1.x86_64.vibでMarvellデバイスは認識したが接続されたHDDを認識していなかった。
なので、Marvellはちょっと怪しいので無効にして運用することにした。

最終的に必要なドライバーを適用したESXiのカスタムインストールディスク作成に使用した物は以下。

・VMware-VMvisor-Installer-6.0.0-2494585.x86_64.iso
・ESXi-Customizer-v2.7.2
・net55-r8168-8.039.01-napi.x86_64.vib

ESXi-Customizerで出てきたドライバー適用済みのカスタムインストールディスクから待望のインストール。
ターゲットは東芝製で16GBのUSBです。

続きは次回

2015年7月15日水曜日

サーバー再構築ログ - 01_Hyper-vからESXiへ乗り換え

気が付けば前回の投稿から半年以上も経過していました。
時間が経つのは早いものですね。

さて、今日はうちのサーバーに大掛かりに手を加えております。
これがとっても面倒なんです。

今まではWindows8.1を乗せてHyper-vで仮想化していました。
そして、PCIをパススルーしたくなりましたが。。。

Hyper-vはPCIのパススルーはできない!
(導入時はパススルーをやる状況になるとは思っていなかったんですよ~。)

なので、PCIパススルーできるし管理も楽そうなESXiを選択しました。

ではここで構成を紹介!
M/B: ASUS P8H77-M PRO
CPU: Intel i5-3550S
Mem: 8GB (4GBx2)
HDD: 2TBx3
SSD: 128GBx2
ODD: BDR-209XJB

さて、まずは実際にホストOSを入れ替える前にマザーボードの整備を実施。
中古のMBなのでそろそろボタン電池が空になる頃だろうと思い交換。
残量の簡易チェック機で20%程度しか反応しなかったのでよかったかな。

これで速度が上がれば非常に良い!!
ですがそんな訳はなく、性能向上に特別の効果はありません。

そしてBIOSのアップデートを確認すると、今日現在の最新は1505でした。
MBのバージョンは1401でしたので更新。。。
無事更新が完了とのことなので作業を進めます、が!

ここでまさかの問題発生!
再起動からだとBIOSが起動しない!なぜ!?

再起動の度に物理ボタンを操作しに行くのはナンセンス!
というかなんとも間抜けですので元に戻します。

今まで問題なかったのでBIOSのせいだと決めてかかります。
そしてBIOSのバージョンを1401に戻すと問題は解決です。
因みに1505の一つ前の1503でも同様に再起動時はBIOSが起動しませんでした。

そうこうしているうちに時間が大分過ぎましたので今日はここまでとします。
電池交換しただけで終わっちゃった。。。